骨盤矯正と背中調整で 痛みを誘発しないようなアライメント(頭・肩甲骨・骨盤・脊柱・大腿骨などの骨と骨の位置関係)のコンディショニング(調整)をします

 

例1)反り腰、猫背、膝関節などの骨の位置関係のコンディショニング(調整)

 

例2)背骨の位置関係の調節により 運動神経・感覚神経・自律神経の通り道を確保し筋力・センサーの精度・免疫機能アップを目指します

 

1. 骨の位置関係(アライメント)のコンディショニング

脳科学コンディショニング法は3つのコンディショニング(調整)ができます

左右の力のバランスが崩れ脊骨・骨盤のゆがみ!

左右差による歪みとセンサーの誤作動が違和感に関係しています

  • 体の一部分に負荷がかかりすぎる痛みや疲労を避けるためにより強い部位を使いすぎるため左右差が生じやすくなり脊骨・骨盤がゆがみます
  • ゆがみや一部分へのストレスが蓄積することで股関節や膝・足の変形の原因になり脚長差が生じます
  • 脚の長さが違うというセンサーの情報は脳に違和感として伝わり歩きにくさを感じ始めます
  • 左右差のセンサーからの情報を修飾して脳が同じ長さと処理していきます
  • 実際は長さが違うのに脳が同じ長さとして処理しているので歩いている時の足の引っ掛かりやつまずきやすくなる原因になります
  • 脳科学コンディショニングでセンサーからの情報を脳がコンディショニングする能力を高めます

 

実際は運動の方向と運動量の情報(固有受容感覚(センサー))により上位中枢(脊髄・脳レベルをH反射で検証)の興奮性に差異があり、運動を誘発したり抑制することが可能です

■  Arai M, Shiratani T, Kuruma H.  The effects of different force directions and resistance levels during unilateral resistive static contraction of the lower trunk muscles on the ipsilateral soleus H-reflex in the side-lying position. J Rehabil Med (suppl 54). S416. 2015. 

■Arai M, Shiratani T.  The Effects of Different Force Directions and Resistance Levels during Unilateral Resistive Static Contraction of the Lower Trunk Muscles on the Ipsilateral Soleus H-reflex in the Side-lying Position. J Nov Physiother 6(3) 100090   Jun 2016 

 ■Shiratani T, Arai M, Kuruma H, Masumoto K. The effects of opposite-directional static contraction of the muscles of the right upper extremity on the ipsilateral right soleus H-reflex. J Bodyw Mov Ther. 2017;21(3):528-533. doi: 10.1016/j.jbmt.2016.08.004. Epub 2016 Aug 12.

 

 

実際は運動の方向と運動量の情報(固有受容感覚(センサー))の差により骨折後の手関節の改善が異なることが明らかになりました。左右差を改善する効果的なセンサーの刺激方法が明らかになりました i-Potentialでご体験ください

■ Arai M, Shiratani T. Comparison of the effects of remote after-effects of static contractions for different upper-extremity positions and pinch-force strengths in patients with restricted wrist flexion range of motion. J bodyw Mov Ther   19(4) 624-628   Oct 2015.   

2. 筋肉のバランス(伸ばす筋力と曲げる筋力の比率)のコンディショニング

独自の矯正技術ストレッチ筋膜法 (ファシア ストレッチ) 筋膜は手の先から足の先まで連結してます 筋膜の癒着は痛みやムクミの原因になり筋力の低下の原因になります 脳科学コンディショニング法は筋膜の連結を利用して痛くないところから痛い所を優しく刺激して歪みやムクミをコンディショニング(調整)して筋力をアップさせて機能的柔軟性の獲得を目指すコンディショニング

 

 

 

痛みや筋力が低下する原因にアプローチして悪循環を断つ技術

筋力低下・センサーの誤作動・カラダの歪みに総合的にアプローチします

 

歪みにより体の一部分に負荷がかかりすぎます

  • 長時間座ったり立ち続けたりすると体の一部に負担がかかり痛みが出現しやすくなります
  • 体の一部分に負荷がかかりすぎる痛みや疲労を避けるためにより強い部位を使いすぎるため左右差が生じやすくなり脊骨・骨盤がゆがみます
  • ゆがみや一部分へのストレスが蓄積することで股関節や膝の変形の原因になることがあります

 

最初に体を固めながら脚を動かすことを繰り返すことにより脳がこのプログラムを固定化し運動プログラムが変容します

 痛みや筋力低下により日常生活やスポーツ活動で変容したプログラムで動くことを繰り返すことにより代償的な運動プログラムが固定化します

 

 

その結果動きが遅くなったり特定の動作ができなくなって弱い筋肉はますます弱くなります

 

 

運動プログラムの変容が起きているので弱い筋肉を強くしながら動きの中で使えるようにコンディショニングしないといけません

 

脳の運動プログラムを元の痛みのない時の戦略に戻すには適切なコンディショニングが必要です。

脳の運動プログラムを適切に作り上げ (運動プログラムを再プログラム化し潜在能力を引き出すコンディショニングが必要です(脳の活性化)

例えば、うつ伏せで脚を上げるときに痛みのない人や脚の筋力に低下がない人は最初に脚を上げた後に体に力をいれて体のバランスを取ります(本来の運動プログラム)

痛みや力がない人は最初に体を固めてから脚を動かします (運動プログラムの変容)

 

脳科学コンディショニング法(骨盤矯正呼吸法・ストレッチ筋膜法 (ファシア ストレッチ (stretch with fascia) はパーソナルコンディショニング・セラピスト理事長の所長 が30年の理学療法士としての臨床経験と10年の大学教授(つくば国際大学、首都大学東京(現 東京都立大学) )時代に集大成した独自の技術です

  独自の矯正技術カイロプラクティック (骨盤矯正) 呼吸法 骨盤矯正・脊柱矯正を 自然な呼吸活動による筋肉の動きを利用して歪みを調整する新技術で痛みを誘発しないソフトな施術です 歪みを調整してエネルギーの吸収・出力の効率を上げて痛みが軽減して動きやすい身体に戻ることを目指しています

 

 

施行前後の変化

お正月にスノーボードで転んでから首が痛くて天井を見上げることができませんでした。

首を動かしたりすると気分が悪くなることがあったので、徐々に良くなるだろうと思って我慢していましたが施術してもらうと

 「時間は10分程度で、痛みや不快感は一切なく、久しぶりにスッと天井を見上げることができるようになりました」

スノーボードで転倒し頭を打った後の痛みを伴う首の動きの改善ケア

転倒予防を脳科学コンディショニングで

つま先が引っかかって転倒しないように体をコンディョニング(調整)

潜在能力をひきだしいつまでも働ける体を作ることを目標にコンディショニング (調整) いたします

 

片麻痺等の後遺症の腰痛・肩痛・コワバリの軽減と効率的な歩き方の改善ケア

脳科学コンディショニングによる転倒予防

足首の動きを取り戻すコンディショニング

脳科学コンディショニングの施術例

 上下肢の骨折後の筋力回復の早期回復法 

■ Arai M, Shimizu ME, Tanaka Y, Yamakou T, Tatsumi M, Yanagisawa K: Determine the least amount of work load inducing irradiation of the affected rectus femoris considering the degree of knee flexion of the affected side. 13TH INT'L CONGR WCPT Proceeding, 371, 1999.

■ Arai M, Shimizu H, Shimizu ME, Yanagisawa K, Tanaka Y: Effects of the Use of Cross-education to the Affected Side through Various Resistive Exercises of the Sound Side and Settings of the Length of the Affected Muscles. Hiroshima J Med Sci. 50(3):65-73, 2001.  

■ Arai M, et al.Comparison of the directional after-effects of static contractions in different positions of the upper extremity and different strengths of pinch force on the improvement of maximal active range of motion of the wrist joint in normal subjects. PNF Res 14(1):11-19. 2014.    

■ Arai M, Shiratani T. Effect of remote after-effects of resistive static contraction of the pelvic depressors on improvement of restricted wrist flexion range of motion in patients with restricted wrist flexion range of motionJ Bodyw Mov Ther.  19(3) 442-446   Jul 2015.   

■ Arai M, Shiratani T. Comparison of the effects of remote after-effects of static contractions for different upper-extremity positions and pinch-force strengths in patients with restricted wrist flexion range of motion. J bodyw Mov Ther   19(4) 624-628   Oct 2015.                   

腱板損傷患者の運動能力の回復法  

 ■ Arai M, Shiratani T : The remote after-effects of a resistive static contraction of the pelvic depressors on the improvement of active hand-behind-back range of motion in patients with symptomatic rotator cuff tears, Biomedical Research 23(3) : 415-419, 2012.                             

変形性膝関節症 の運動能力の回復法

■ Masumoto K, Arai M, Shiratani K, Akagi S, Shimizu A, Tsuboi A, Yanagisawa K, Shimizu ME : Effect of hold relax involved passive stretching of the target muscle and sustained contraction facilitation technique in the middle range of motion of PNF on the active range motion of the knee joint in orthopedic patients. PNF Res 13(1). p1-7. 2013.

■ Shiratani K, Arai M, Masumoto K, Akagi S, Shimizu A, Tsuboi A, Yanagisawa K, Shimizu ME : Effects of a resistive static contraction of the pelvic depressors technique on the passive range of motion of the knee joints in patients with lower-extremity orthopedic problems. PNF Res 13(1). p8-17, 2013. 

■ Shiratani T, Arai M, et al. Effects of a resistive static contraction of the pelvic depressors technique on the active range of motion of the knee joints in patients with lower-extremity orthopedic conditions. PNF Res 14(1): 1-10. 2014.

ファシア ストレッチの効果

脳科学コンディショニングの必要性

パーソナルコンディショニング・セラピスト協会理事長 新井光男の紹介

運動プログラムの変容

コンディショニング

 

脊柱の周囲の筋と関節のコンディショニング後に機能的柔軟性が増大しジャンプ力が増大しました。

10分間の療術を編集しました。

 

筋力低下や痛み

歪みを骨盤矯正により無痛で解消

呼吸により横隔膜が収縮すると、筋連結した腹横筋も収縮します

腹横筋は胸背筋膜を介して3kgの力を伝達する能力があります

 

胸背筋膜は手、頭、足の筋に筋膜により連結しているので 深い呼吸により横隔膜から手足に力が伝達されています

 

呼吸運動に対して一定の方向で適度な力で抵抗を加えると力が伝達され遠隔の筋肉は伸張 (ストレッチ) され遠隔の筋肉を刺激することができます

 

 

呼吸により筋連結した遠隔の筋が収縮させリラクゼーション効果と筋力の強化をする手技がストレッチ筋膜法です

 

 

 

筋膜とは

筋膜は個々の筋また筋群を包んで他の筋はまたは筋群および周囲組織を隔離する一種の線維性膜

筋膜は筋の保護膜であると同時に他筋の起始または付着点となるばかりでなくリンパまたは血液の吸収作用を間接的に助けます(金子 1996;Vleeming 1996)

 

筋膜の連結筋膜は足の筋群から手の筋群まで連結しています

遠隔の筋収縮が筋膜を介して伝達し目的とする筋が緊張した後リラクセーションすることにより関節の位置異常が改善され可動域が改善されます (新井2009)

 

腱膜腰筋間腱膜は、脊柱全体や頭部および四肢の動きにより緊張を生じさせることができます (神経筋膜効果 (neuromuscularfacial effect))

(Barker 1999)

呼吸により横隔膜が収縮すると、筋連結した腹横筋も収縮します(Hodges、1997)。

 

腹横筋は胸背筋膜を介して3kgの力を伝達する能力があります (Barkerら, 1999)

 

胸背筋膜は手、頭、足の筋に筋膜により連結しているので (Kahleら、1996)深い呼吸により横隔膜から手足に力が伝達されています

 

呼吸と筋膜

老化による筋肉への問題

サルコペニア

筋肉量が減少し筋力や身体機能が低下している状態

 

転倒・骨折や寝たきりなどの原因にもなるため十分な栄養の摂取や体力維持・筋力増加のための運動によりサルコペニアを予防することが重要

 

サルコペニアには悪玉たんぱく質(ミオスタチン)を減少させる方法が有効

ミオスタチンの阻害剤エピカテキン(ダークチョコ(カカオ85%)、りんごの皮、緑茶等)

高齢者を対象とした研究  (68.63±2.86 歳) のサルコピア対策として、サプリメント

(エピカテキン)と抵抗運動の組み合わせが筋力と代謝改善に有効 (Mafi2018)

脳卒中後の障害が残ると 麻痺と老化の2つの要因で筋力が低下します!

 •脳卒中後片麻痺患者15名(50–76 才)が対象

 

筋のタンパク質の合成とサイズの負の調節因子であるミオスタチン(myostatin )の抵抗運動前後の変化を検証

 

1)麻痺側が非麻痺側より40%有意に発現量が多かった

2)強負荷(一回最大抵抗量で両側のleg press extensionが1回できる負荷)で12週(週3回)行った

3)その結果麻痺側は48%有意にミオスタチン(myostatin )が減少

(Alice ey al.,Stroke, 2011) 

 

*ミオスタチン (筋肉を弱くする悪玉たんぱく質) が減少するということは筋肉を萎縮させる力が弱くなるので筋が肥大しやすくなります

 

サルコペニアには適切な抵抗運動が必要です

ダウンロード
講習会タイムテーブル
初級の講習会内容が記載されています。
タイムテーブル パーソナル.xls
Microsoft Excel 39.0 KB

コンディショニングによる柔軟性の増大や力をアップにより呼吸運動が楽になります

リラクゼーションしない場合はカイロプラクティック呼吸法を用います

 

 

背中の矯正と骨盤矯正

呼吸運動も容易になります

 

1) 十分に胸やお腹の柔軟な動きがある場合は呼吸筋のリラクゼーションが良好です

2) 呼吸により筋連結した遠隔の筋が収縮してリラクゼーション効果が得られます

 

 

呼吸筋のリラクゼーションができてない場合の原因は?

 

・呼吸器疾患の悪化(呼吸困難の増悪、咳や痰の増量)--->これは内科での管理が必要です

・腕や脚や体の柔軟性がなくなったりや力がでなかったりします

・姿勢や動きの左右差が若い時や痛みがない時より大きくなっています

自然な呼吸活動による躯幹の動きを利用して歪みを調整する新技術 (ソフト呼吸法)

 

ポキポキしないから痛くない!

 

何をされているか分からないほどの小さな刺激なので体へのダメージなしで矯正する最先端技術